出産祝いや香典などの額は、相手との関係性やその人の経済状況によって変わって来るだろう。しかし、自分が相手に贈った金額よりも極端に少なかった場合、親しみの気持ちが嫌悪感に変わってしまうこともある。
「今でも本当に腑に落ちないのですが」と語る新潟県に住む50代後半女性(サービス・販売・外食/年収200万円)は、
「職場の友人で、もはや親友と思っていた相手の娘さんが2人いるのですが、その娘さんが2人出産する度に出産祝いを1万円渡していて、合計6万円を渡していました」
と自身が経験したエピソードを語りだした。(文:真鍋リイサ)
「会社じゃなければもう縁をぶっちぎりたい気持ちでいます!」
2人の娘さんにはそれぞれ3度の出産経験があり、女性はそのたびに1万円を贈っていたという。合計で6万円となるとそれなりに大きな出費だろう。しかし、その友人からは納得のいくお祝いを貰えなかったようだ。
「私の息子に子供が産まれ、その時は出産祝い1万円を頂きましたが2人目は無し。そして私の娘が出産した時に出産祝い1万頂きましたが、次男に産まれた時は無し。結局合計2万円の出産祝いだけ……」
つまり出産祝いは長男と長女の1人目にだけで、次男の1人目と長男の2人目はスルーされた形だ。4人の孫に対してお祝い2万円では、6人に6万円を渡している女性が不満を持つのも無理はない。
「もちろん何げに産まれた事は報告して今か今かと思ってたのですが、貰えない子は『なんで自分は貰えないの?』って思うじゃないですか」
しかもその友人は女性より10歳年上だという。先輩の行動としても腑に落ちない。
父親の葬儀で「私は香典1万円包んだのに、彼女は5000円だったんです!」
しかも、不満を抑えきれないことはそれだけではなかった。
「香典も聞いてください! 彼女の父親の香典に私は1万円を包んだにも関わらず、私の父親の香典は誰かと2人一緒で1万円! 彼女は5000円だったんです!」
一度ならず何度も、友人の行動を「マナー違反」だと感じた女性。
「こういう非常識な人なので会社じゃなければもう縁をぶっちぎりたい気持ちでいます!」
「金の切れ目は縁の切れ目と同じような話です。人間性を疑いますね。非常識にも程があります」
と怒りの気持ちを綴った。
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