トップへ

後藤護×吉田豪、阿佐ヶ谷ロフトAにて『悪魔のいる漫画史』刊行記念トークショー開催

2024年01月22日 16:31  リアルサウンド

リアルサウンド

後藤護『悪魔のいる漫画史』

 『ゴシック・カルチャー入門』『黒人音楽史―奇想の宇宙』で注目を集めた気鋭の暗黒批評家・後藤護による三冊目の単著『悪魔のいる漫画史』(blueprint)の刊行記念トークショーが、2024年2月7日に阿佐ヶ谷ロフトAにて開催される。


参考:イベント詳細はこちらから


 ゲストには、プロインタビュアー&プロ書評家としてお馴染みの吉田豪を迎えて、本書では描ききれなかったもう一つの「悪魔のいる漫画史」をお届けする。また、当日会場にて『悪魔のいる漫画史』の販売&サイン会も実施する。


 『悪魔のいる漫画史』はゴシック、マニエリスム、悪魔をテーマに古今の漫画を縦横自在に読み解く漫画評論集。カバー画は漫画家・丸尾末広が描き下ろした。


 本書で論じるのは、楳図かずお『神の左手悪魔の右手』、萩尾望都『ポーの一族』、山岸凉子『アラベスク』、古賀新一『エコエコアザラク』、日野日出志『蔵六の奇病』、丸尾末広『パノラマ島綺譚』、楠本まき『KISSxxxx』、アラン・ムーア『フロム・ヘル』、チャールズ・バーンズ『ブラック・ホール』、水木しげる『日本妖怪大全』、諸星大二郎『壺中天』、高橋葉介『夢幻紳士』、諫山創『進撃の巨人』、三浦建太郎『ベルセルク』、藤本タツキ『チェンソーマン』など。著者が敬愛する澁澤龍彥の美学を通して、悪魔的漫画の系譜を紡ぎ出す。


 トークショーは阿佐ヶ谷ロフトAの会場はもちろん、ツイキャスで観覧することも可能だ。