坂口尚「あっかんべェ一休」の1・2巻が、本日1月19日にKADOKAWAの青騎士レーベルより刊行された。
【大きな画像をもっと見る】「あっかんべェ一休」は“とんち小僧”として知られる室町時代の禅僧、一休宗純の波乱に満ちた生涯を描いた作品。一休は高貴な出自であるがゆえに、幼くして愛する母と引き離され、仏門に入ることになる。再び母と会うため、一休は立派な僧になろうと修行に励むが……。迷いながらも懸命に、真剣に悟りを目指して生きる一休の姿が描かれる。
同作は1993年から月刊アフタヌーン(講談社)で発表された作品。1995年に世を去った坂口の、遺作でもある。今回の刊行にあたっては全ページの原稿を再スキャンし、高精細に復元。美しい筆致が存分に楽しめる大判サイズで登場した。3・4巻は2月20日に発売予定。