2024年01月18日 17:31 弁護士ドットコム
レゴランド・ジャパン(名古屋市)の顧客対応の「まずさ」が、SNS上で指摘されている。
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ことの発端は、家族でレゴランドを訪れたというXユーザーの投稿(1月16日)だった。子ども用パスで入園しようとしているなどと疑いをかけられ、その後に係員による間違いだと判明しても謝罪がなかったというもの。
寒空の下で長い間待たされ、詐欺師かのように扱われて、つらい思いをしたそうだ。
この投稿のさなか、同社の本多良行社長が自身のXを通じてユーザーに"謝罪"した。ただ、本多社長は「憶測を起こしたくない」という理由から、ユーザーとのDMの送信内容をスクショして公開した。
DMには「問題提起、ありがとうございます」「レゴランドの99%のスタッフは、お子様、ご家族、ゲストへの接客を心から生き甲斐にしている、いいスタッフです」といった記載があった。
謝罪する対象とのやりとりを勝手に公開しただけでなく、その内容も謝罪の姿勢としていかがなものかとして、X上に批判が相次いだ。
火に油を注ぐ結果になったからか、すでに本多社長は投稿を削除している。
レゴランド側は、今回のユーザーの投稿で指摘されている施設の対応や、社長のDM公開・投稿削除について、どのように受け止めているのだろうか。
弁護士ドットコムニュースが事実確認とともに見解をたずねたところ、レゴランド・ジャパンは1月18日、「本来、こちらの件は話題になっているゲスト様との個別案件でございますので、特段こちらからコメントを出すことはございません。コメントは差し控えさせていただきます」と回答した。
問題は解決済みなのかとの問いに対しても「取材はお受けしておりません」とした。
1月18日になって、ユーザーも一連の投稿を削除したうえで、あらためてチケット窓口の責任者から電話で説明と謝罪を受けたとポストしている。