1月17日、BMWはドイツのベルリンで2024年のスーパーバイク世界選手権(WorldSBK)に参戦している2チームのBMW M1000RRのカラーリングを公開した。
BMWは、2018年にS1000RRを使用してBMWモトラッドモータースポーツとショーン・ミュア・レーシングの合同チームとして、ワークス体制でWorldSBKに復活することを発表。翌2019年シーズンからWorldSBKに継続参戦している。
BMWモトラッド・ワールドSBKチームとして、2年間は2台体制で戦ってきたが、2021年に参戦体制を強化。ワークスチームの2台とサテライトチームを2チーム2台加えて新型のM1000RRを4台走らせることとなったが、2022年はワークス2台とサテライト1チーム2台で参戦した。
そして2023年より、BMWワークスにITを扱うROKiTがタイトルパートナーにつき、ROKiT BMW Motorrad WorldSBK Teamからスコット・レディングとマイケル・ファン・デル・マークがエントリー。さらにBonovo Action BMWからはギャレット・ガーロフ、ロリス・バズが戦った。
2024年シーズンはラインアップが一部変更され、ROKiT BMW Motorrad WorldSBK TeamにはPata Yamaha Prometeon WorldSBKより移籍となるトプラク・ラズガットリオグルが新たに加入した。2021年のWorldSBK王者が、継続参戦のマイケル・ファン・デル・マークとともに戦うことになる。
また、Bonovo Action BMWには2023年にワークスチームで戦ったスコット・レディングが加入し、継続参戦のギャレット・ガーロフという布陣で2024年シーズンを戦う。
そんなBMWの体制発表会が、BMW M1000RR発祥の地であるドイツ・ベルリンの工場にて開催された。2024年シーズンに使用するマシンのカラーリングをお披露目するとともに、参加したライダーたちは工場の見学を行った。
カラーリングに大きな変更はなく、ROKiT BMW Motorrad WorldSBK Teamは黒を基調に、Bonovo Action BMWは白を基調としており、どちらも赤と青のラインが施されたカラーリングとなっている。