応募者の人生を左右する面接。入念な準備をしていたのに、最終面接でドタキャンされたらたまったものではないだろう。大阪府の30代後半の女性(企画・マーケティング・経営・管理職/正社員/年収500万円)は、「とある転職サービスで直接スカウトが来た企業」との面接を振り返る。
「仕事の内容や待遇面などもマッチしていたので面談をしてもらい、興味も湧いたので面接に進めていただくことに決めました」
採用フローは「1次面接と筆記試験、2次面接とスキルを確認する試験、そして最終面接と3回の試験」というもので、女性は無事2次も合格。
「もともとの募集していた部署ではなく、私を迎え入れて新規部署を立ち上げて『その分野を引っ張っていってもらいたい』とまで言われていて手応えを感じてました」
順調に進んでいるように見えたが……。(文:谷城ヤエ)
「メールのみでキャンセルとは!と本当に腹が立ちました」
「残るは最終面接となり日時調整の連絡があり回答をしたところ、その後人事担当から『日時調整をちょっと待ってほしい』と連絡が。週末だったこともあり週明けまで待っていると、週明け最終面接のキャンセルが『メール』で入っていました」
女性は突然の連絡に驚いたはずだ。理由は「急な組織変更があり予定してた通りの求人ができなくなった」というものだった。
「最初の面談から1か月以上にわたり時間を割いてきて、残る最終面接の段階でメールのみでキャンセルとは!と本当に腹が立ちました」
時間と労力をかけてもうひと踏ん張り…といったところでのキャンセルだったため、女性が落胆してしまうのも無理はない。
「理由が本当かどうかはわかりませんが、最終面接の日時提示までさせておいてこんな仕打ちをする企業には入らなくて結果は良かったと思います。でもあのとき費やした時間は返して欲しい!ってしばらくは思ってしまいました」
と本音を漏らした。
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