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面接官に「頭デッカチで戦力にはならない」と言われた男性、内定するも「金輪際関わらないで」と激怒

2024年01月17日 16:10  キャリコネニュース

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どんなに待遇が良くても、面接時の対応が悪ければその職場で働く気は失せてしまうもの。看護師として働く20代後半の男性(神奈川県/正社員・職員/年収550万円)は「人生初の転職活動」の際、エージェントと一緒にとある病院の面接を受けた。結果は採用で、面接の翌日にエージェントから

「(先方があなたを)気に入って『ぜひ入ってほしい。君のような人材を求めている』と仰ってくださっていて、お給与も少し上げてくれるそうです。良かったですね、このまま手続きしますね」

と連絡が入った。しかし男性は、面接時に病院側から酷い対応をされたのが忘れられず、

「同じ看護師として恥ずべきことをのうのうとできる病院に期待されても、気持ちが悪いだけなので結構です。こちらから先方にもお電話しておきますので、金輪際関わらないでください」

と断ったという。ここまで辛辣な断り方をするとは、一体面接で何があったのだろうか。(文:福岡ちはや)

「なんで辞めたの。前の病院の院長がかわいそうじゃないかな。若造にはわからないか」

面接当日、病院側は事務長と看護部長が面接官として男性を出迎えた。面接前に院内見学があったが、男性はもともと喘息持ちのこともあり「旧館の階段で少し息切れをしてしまいました」と語る。その際、あろうことか事務長と看護部長は男性を見てため息をついたそうだ。

「初めは『あれ?既往歴は全部伝えているんだけどな。まあ、のちほど改めて説明すれば大丈夫』と思っていましたが、面接のときに堪忍袋の緒が切れました。なんと事務長、看護部長ともに『君ってあんな階段も耐えられないんだね。そんなんじゃ看護師失格だよ。うちに来てもらってもね、心配というか。まあどうしてもやりたいって言うなら採ってあげてもいいけれど』と言ったのです」

男性の味方であるはずのエージェントは、冗談と受け取ったのかクスクスと肩を揺らしていたという。内心イライラしつつも平静を装って面接を続けたが、その後も事務長、看護部長の失礼な発言は止まらなかった。

「へえ、いろいろ資格とか研修行っているんだ。ということは頭デッカチで戦力にはならないんだね」

「前に君がいた病院の院長はよく知っているよ。良い人なはずだけど、なんで辞めたの。その人かわいそうじゃないかな。若造にはわからないか」

医療従事者でありながら喘息の症状をあげつらったり、初対面の人に不愉快な言葉を投げつけたりするのはいかがなものか。すっかり幻滅した男性は、エージェントからの一方的な採用連絡の電話を怒鳴って切り、頭に血がのぼった状態で病院にも断りの連絡を入れたそうだ。

その後男性は別のところに転職が決まり、「長く腰を据えて働くことができています。誰にも経験してほしくないなって思うエピソードです」と明かした。さぞ腹は立っただろうが、結果的に良い転職先が見つかったのなら何よりだ。

※キャリコネニュースでは「面接での信じられないエピソード」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/74FZSHAJ