面接でいきなり暴言を吐かれたというエピソードが寄せられた。愛知県の40代前半の女性(事務・管理/年収300万円)は、ある病院の事務職にハローワーク経由で応募。その面接で、唖然とするような修羅場を目撃したという。
女性は10数人の応募者とともに、会議室のような広い室内で順番待ちしていた。すると、スーツを着た40代くらいの男性とともに、「紫色の髪」をした白衣を着た高齢女性が入って来た。その高齢女性は、院長であることがのちに判明した。(文:林加奈)
「こんなところで仕事をしたいと思えないので、履歴書を返して!」と訴える応募者も
「高齢女性が長テーブルに置かれた履歴書をサラッと見て『アンタ達みたいなバカの面接に……』と、いきなり暴言を吐かれました。発言内容が衝撃的すぎて、バカの面接に~の後の記憶が曖昧ですが『アンタ達みたいなバカの面接に時間を割くような暇はない』みたいなことを言われました」
おおよそ社会人とは思えない暴言に衝撃を受けた女性。面接が始まってわずか5分くらいでそんなことを言われたあと、40代の男性面接官から面接終了を告げられた。
「面接に来た一人の方は『こんなところで仕事をしたいと思えないので、履歴書を返してください!』と男性に訴え、返してもらっていました。私はその足でハローワークへ向かい、面接でこんなことを言われ、その足でここに来ましたと報告。ハローワークを通じて応募の辞退を申し出ました」
その院長が面接を続けている限り、辞退する人が続出するのは容易に想像できる。そのせいか、病院は頻繁に事務員を募集しているようだ。
「数年後、転職エージェントから『その病院からあなたと面接したいと依頼が来た』と紹介されましたが、そのときのことをエージェントにお伝えし、お断りしました。未だに事務員の募集が出ているので、そういう病院なのでしょう」
病院側はスカウトするよりも、面接での自分たちの行いを振り返り反省することが先ではないだろうか。
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