血液型を理由に職場で差別やいじめを受ける人が後を絶たない。新潟県の40代前半の女性(医療・福祉・介護/年収250万円)は、「昔とある全国チェーンのショップ」で働いていた頃に「そこの店長に血液型差別をされました」と訴える。(文:長田コウ)
「『B型か、最低な女だね』と鼻で笑われました」
「雪深い正月早々、ヘルプで遠い店舗まで出勤した」ときだったと振り返る。店長とは初対面だったため挨拶をすると、「いきなり血液型を聞かれ、B型ですと答えた」女性。
「『B型か、最低な女だね』と鼻で笑われました」
初対面、しかも上司とあれば、「朝イチからこんなことがあり、一日地獄でした」と嘆きたくなるのも無理はない。
栃木県の50代前半の女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収150万円)も血液型差別を受けたことがある。それは、以前勤めていた保育関係の職場での出来事だった。先生は4人いたが、
「私以外全員O型で私が配属されるや否や『ねえ血液型は?』『私O以外の人と仕事したくないんだけど』と言われて……」
心ない言葉をかけられ、「O型じゃない」女性は何も言えなかった。
「頭皮にまーるくO型の文字の円形ができ10か月で退職した経験があります」
どうやらストレスによる円形脱毛症を患ったようだ。
※キャリコネニュースでは「血液型差別で嫌な思いをした人」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/1M4MO0QZ