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【訃報】ダカールライダー、カルレス・ファルコンが亡くなる。第2ステージの大クラッシュでの重傷が原因

2024年01月16日 10:20  AUTOSPORT web

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亡くなったカルレス・ファルコン。享年45 写真は2022年のダカールラリー初出場時のもの
 1月15日、FIM(国際モーターサイクリズム連盟)やダカールラリーは、1月7日の第2ステージでのクラッシュで大怪我を負い、治療中だったカルレス・ファルコンが亡くなったことを家族から報告を受けたと発表した。45歳だった。

 ファルコンはスペイン人のライダーで、ダカールラリーの二輪部門にツイントレイル・レーシングチームから参戦。出場は2度目で、初出場となった2022年はランキング68位、アシストなしのカテゴリーでは16番手だった。

 普段はトライアルの練習もしており、オートバイのツアーガイドやオフロードのインストラクターの仕事もしていた。

 そんな彼は今年のダカールラリーで、第2ステージの448km地点で激しい転倒を喫して重傷を負った。現場にはすぐに医療チームが到着して、アルドワディミの病院にヘリコプターで運ばれ、その後リヤドの病院に転院。数日後にはスペインに帰国していた。

 しかし、治療の甲斐もなくファルコンは死亡した。