親友であっても受け入れられない言葉はあるだろう。東京都に住む50代後半の女性(医療・福祉・介護/年収100万円未満)は、かつて友人と絶縁したことがある。自身の結婚式を目前に控えた段階で、彼女に言われた言葉がきっかけだった。
「当時付き合っていた彼(今の夫)とも仲良くしてくれていて、友人のお母様を交えて一緒に旅行にも行く仲でした」
と家族ぐるみで仲の良かった友人に、一体なにを言われたのだろうか。(文:國伊レン)
「寂しい披露宴になってしまいました」
当時20代前半だった女性は、幼稚園の教諭をしていた。友人は同期で、出会うなり意気投合し、親密な関係が続いたそうだ。「何をするにも一緒で父兄からも『姉妹のように仲良し!』と言われるほど」だった。
そんななか女性の結婚が決まった。
「私と彼が時期をみて結婚することも伝えていましたし、もちろん披露宴にも出席してもらい、友人代表のスピーチや二次会の取りまとめなどもお願いするつもりでいました」
しかし、結婚式の日取りが決まったことを伝えた女性に対し、友人は、
「私だったらあんな人とは結婚なんてできないな~」
と返してきた。「ショックで涙も出ませんでした」と振り返る女性。今まで彼氏とも仲良くしていただけに、衝撃的なセリフだっただろう。この言葉がきっかけで関係に亀裂が入り、女性が退職するまでの数か月間は殆ど会話もなく、ギクシャクした状態だったという。
「当然、披露宴に招待することもできず、親友だと思っていた友人を招待しないのに、後輩や上司を招待するわけにもいかず、寂しい披露宴になってしまいました」
女性に非が一切ないだけに、悲しくなる投稿だった。
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