トップへ

マッシュグループが展開、世界で唯一の「セサミストリートマーケット」オープンから約1ヶ月で売上1億円を突破

2024年01月15日 19:41  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com


SESAME STREET MARKET 池袋サンシャインシティ店

Image by: マッシュスタイルラボ
 マッシュホールディングス(HD)傘下のマッシュスタイルラボが展開している「セサミストリート(Sesame Street)」のオフィシャルストア「セサミストリートマーケット」が、オープン後約1ヶ月で売上1億円を突破した。予算比では200%を達成。ぬいぐるみやドーナツなどを筆頭に売上を牽引しているという。

 セサミストリートマーケットは、物販・カフェ・ワークショップを展開する世界初で唯一のセサミストリートのオフィシャルストアとして、昨年11月末に池袋サンシャインシティにオープン。初日には約1100万円の売上を記録した。
 セサミストリートマーケットで販売しているぬいぐるみは、世界で唯一のオフィシャルストアの展開商品として、顔のバランスや感触、手に持った時のフォルム、サイズ感を追求するために何十回と試作を重ねて製作している。一番人気のエルモ、クッキーモンスターやビッグバードなどの日本でも認知度の高いメインキャラクターだけではなく、セサミストリートが大切にしている「多様性」を表現するさまざまなキャラクター達のアイテムも豊富に展開。中でも妖精のアビーは熱狂的なファンも多く、オープン直後に完売したという。マッシュスタイルラボは今後、期間限定アイテムや新キャラクターの展開も検討している。

 ぬいぐるみと同様に、セサミストリートのヴィンテージ絵本からインスパイアされた線画タッチのスケッチシリーズもオープン後から好評を博している。ヴィンテージならではの線のラフさに加えて、各アイテムのベースカラーにカラフルさも生かしつつ、トーンを落ち着かせた使いやすいカラー展開に調節したことで、ヴィンテージ感溢れる雰囲気が幅広い客層から支持を得ているという。トートバッグやマグカップが売れ筋商品となっており、普段使いしやすいアイテムを中心に揃えることで「日常にセサミストリートのキャラクター達が寄り添ってくれるようなイメージで制作した意図が、お客様にも受け入れられている」と同社は分析。また、豊富なカラーバリエーションが「推し活」需要にもマッチし、想定外のニーズ創出にも繋がっているという。

 毎日待機列が発生しているというカフェコーナーでは、キャラクターを模したドーナツが人気を牽引。キャラクターの再現度を追求し、可能な限り安心な素材を取り入れているほか、生地からすべて店内で調理しているため、できたてのおいしさと手作りの温かみを楽しめるなど、見た目の華やかさとおいしさを兼ね備えたメニューを開発している。