Text by CINRA編集部
映画『四月になれば彼女は』の主題歌が藤井 風の新曲“満ちてゆく”に決定した。
山田智和監督による同作は、川村元気の同名小説が原作の恋愛映画。精神科医・藤代俊のもとにかつての恋人・伊予田春から手紙が届くようになり、時を同じくして婚約者の坂本弥生が突然姿を消し、ふたつの謎がやがて繋がっていくというあらすじだ。藤代俊役を佐藤健、坂本弥生役を長澤まさみ、伊予田春役を森七菜が演じる。3月22日公開。
“満ちてゆく”は劇映画としては、藤井 風にとって初の主題歌。今回の発表とあわせて、同曲を使用した最新予告編と本ポスタービジュアルが公開された。
【川村元気のコメント】
生きること、死ぬこと、誰かを愛すること。
藤井 風さんの曲には、われわれが心の底に隠していた気持ちに光を当てて、さらけ出してしまうような力があると、いつも感じていました。それは『四月になれば彼女は』で描きたいこと、そのものでもあります。
このたび、原作小説を読んでいただき、映画も観ていただき、丁寧に話し合いながら曲が生まれていく時間を共にできたことを本当に光栄に思います。
主題歌「満ちてゆく」は、小さな教会で、映画を観た後に一気に書き下ろされたと聞きました。
『四月になれば彼女は』のラストシーンの先にある愛の様を、これから生きていく登場人物たちの未来を、やさしく照らす素晴らしい曲をいただきました。
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