みんなの憧れの的であるタワマン。居住者が感じるメリットとはどんなものなのだろうか。東京都の30代後半男性（専門職、コンサルタント・士業・金融・不動産／年収1500万円）はタワマンの便利なところについて、
「24時間ゴミ出しできる。粗大ごみもシール貼って前もって収集所に置いておけばいいので、楽」
「クリーニングはフロントに預け、引き取りもフロントで楽」
「駅から近い、あるいは直結なので夏暑いときや冬寒いとき、雨が降っているときに外を歩く不快さが減る」
「車寄せがあるので、タクシーで外出する際は、雨が降っていても傘を持っていく必要がない」
「防災用品をマンション側で用意してくれている」
などを挙げた。他にも色々あるようで……。（文：谷城ヤエ）
「花火大会も屋上の共有スペースから見られる」
食事面においても、
「スーパーやコンビニがマンション敷地内にあるので買い物が楽」
「入居者の利用を当て込んだレストランやフードトラックが近所に増えるのでちょっとした外食に困らない」
と便利なことが多いようだ。
「トランクルームがあるので、普段使わないものを入れて置ける（ゴルフ用品や旅行用品など）」と収納スペースにも困らない。ほかにも、
「ゲストルームがあるので、田舎の両親が遊びに来た際に割安（近所のホテルだと数万のところを5000円程度）で泊まれる」
「在宅ワーク用のスペースがあるので、家だと集中できないときに便利」
といった利点を挙げた。
「花火大会も屋上の共有スペースから見られるので、混雑を避けてゆっくり見られる」
とイベントも快適に楽しめる様子。また男性にとって「近所付き合いが全くないので、煩わしい集まりや人の目が気にならない」というところもポイントのようだ。
一方で不便なところについては、
「子どもが多いので、近所の小学校の通学時間はエレベーターが混む。玄関から外まで通常時1～2分のところ、8時～8時20分の時間帯は5分程度かかる可能性がある」
と明かす。男性もほかのタワマン同様にエレベーター問題に悩まされているようだが、利点のほうが多く挙げられていることから、快適さが勝るのだろう。
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