『第一回 下北沢国際人形劇祭』が2月21日から27日にかけて開催される。特定非営利活動法人Deku Art Forumが主催する同イベントは、人形劇の芸術的・社会的可能性を探究する国際的人形劇フェスティバル。ドイツ、チェコ、スロヴェニア、イギリスなどから現代人形劇の最新潮流を示す作品を招聘するほか、レクチャーやワークショップなど、人形劇の創造状況をマッピングし歴史やコンテクストまで理解できるような付帯イベントを実施する。日本国内の若手の参入を後押しするインキュベーションも狙いの一つ。入場無料の『インターナショナル・パペットスラム』では短編人形劇を披露し、日本からの参加者の中で特に盛り上がった作品は海外のパペットスラムへの参加を同イベントがサポートする。会場には、古くからの地元の演劇・音楽文化を知る世代と、開発後の新施設を活動拠点とする若者たちの交流を促すため、小劇場文化を支える「ザ・スズナリ」、地域の音楽シーンを支える「アレイホール」、再開発後の若者文化の拠点である「下北線路街 空き地」「BONUS TRACK」などが使用される。チケット発売中。プログラムなどの詳細は公式サイトを確認しよう。