また、『共に挑む』をコンセプトとし、グラスルーツからのステップアップや、グランツーリスモを使ったEスポーツからのステップアップを目指すなど、さまざまな活動を展開。スーパー耐久にも倶楽部 MAZDA SPIRIT RACING ROADSTERが参戦し、モータースポーツの楽しさを伝える活動を続けている。
そして、マツダ3をベースとした『MAZDA SPIRIT RACING 3 Concept』は、スーパー耐久に参戦する車両と同様のエアロをまとうレーシーな外観が魅力的なモデル。詳細は「現在検討中」としながらも「モータースポーツ直系を感じられる車両に仕立てたい」と前田代表は語った。
今回の東京オートサロンにおけるマツダブースでは、この2台がスーパー耐久に参戦するMAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept、MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF conceptの2台と対になって展示されているが、もちろんこの2台が2024年のスーパー耐久シリーズに参戦することが発表された。
55号車MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio conceptは、2023年最終戦の時点で300馬力を達成し、強力なパフォーマンスをみせていたが、2024年は「その技術の限界を目指します。それと同時に、燃料以外にもカーボンニュートラルに向けた技術を採用したい」と前田代表。また12号車MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF conceptは、継続してカーボンニュートラルフューエルを使いながら、「出力、レスポンスの改善、軽量化によって、究極のコーナリングマシンとして戦闘力の向上を図りたい」と語った。