冠婚葬祭にはマナーが付きものだ。友人がマナーを守れない人だと、その後の付き合い方が変わってしまうこともあるだろう。神奈川県に住む50代前半の男性(サービス・販売・外食/年収450万円)は結婚披露宴をした際に、友人のマナー違反な行動を目の当たりにしたという。28年前の出来事だが、忘れられないほど強烈なものだった。(文:真鍋リイサ)
「最初から最後までまるパクリの内容で唖然とした」
男性の訴えるマナー違反とは、呼ぶ予定のなかった友人カップルが式に参列することになり、
「その際のご祝儀が2人分で5000円札3枚の1万5000円だった」
というもの。男性の結婚披露宴は「レストランウエディングで料理もアップグレードしたので1人単価は1万5000円だった」そう。最低でも2人で3万円は欲しかっただろう。
「仲人を立てずに、司会進行やビデオ撮影を含めて何度も友人達と打ち合わせをして手作り披露宴にしたので、評判もよく楽しく終演した」
結婚式自体は大成功であったようで、男性自身も満足度の高いものであったようだ。しかし成功したがために、思わぬ事態になってしまう。
「何か月か後にその友人カップルの披露宴に呼ばれて参列してみたら、最初から最後までまるパクリの内容で唖然とした」
なんと自身の披露宴にそっくりで驚いた男性。しかし「司会をした友人は前日に頼まれて当日に原稿を渡されていたために、かなりぐだぐだの内容になっていた」ようで、完成度は低いものであった。
「2人で1万5000円のご祝儀もさる事ながらまるパクリの披露宴まで…自身は迷った挙げ句、同じ穴のむじなになるのがイヤだったので3万円包みました」
男性が3万円を包んだことで、この友人カップルは自分たちの間違いに気づいただろう。
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