Text by CINRA編集部
映画『鶏の墳丘』が1月27日から2週間限定で渋谷のシアター・イメージフォーラムで再上映される。
同作は、中国のアニメーション監督シー・チェンが原作、監督、脚本、プロデュース、キャラクターデザイン、背景美術、アニメーション、編集、サウンドデザインなど全工程をひとりで担い、3年の制作期間を費やして完成させた個人制作3DCG長編アニメーション。
物語の舞台は自分たちを人間だと思いこむロボットが戦争をしている世界。好奇心旺盛なニワトリの幼虫がロボットアーマーを装着し、「自分は何者かのコピーなのでは?」という葛藤を抱えながら世界を探検し、やがて謎に包まれた世界の真実が明らかになるというあらすじだ。
1月27日には出合小都美、1月28日には玉川真吾、1月29日には山田遼志が登壇するトークイベントが開催。2月9日からは乃木坂・CALM & PUNK GALLERYで『シー・チェン個展』が開催される。
【土居伸彰(ニューディアー)のコメント】
アニメーションにおける実験の舞台が長編に移ったとき、人智を超えた世界が作られてしまった。
これは、私たちの「物語」についての、ハイパーメタアニメーション。