採用面接でぞんざいな扱いを受けたら、入社したいという気持ちはさらさらなくなってしまうだろう。福岡県の30代後半の女性(サービス・販売・外食/年収100万円未満)は「ある会社のデータ入力の仕事の面接」でその経験をした。
「事務の方が面接室まで案内してくれて、面接官が来るまでお待ちください、とドアを閉めました」
と、よくある面接のシーンだったが、このあと一体何が起きたのだろうか。(文:長田コウ)
「ずっと待っていたのに、この扱いはひどいです‼」とメモを残す
待つこと10分。「ドアの向こうから電話対応している声」が聞こえたため、「電話中だから仕方ないか~」と待ち続けた女性。しかし30分が過ぎても「一向に面接担当の人がやってくる気配」がなかった。
ようやく「パソコンの作業が終わった音」が聞こえたため、「やっとか~」と思ったのも束の間、なんと部屋の電気が消えたのだ。さらには「ガチャとドアが閉まる音」まで。さすがに異様だと感じた女性は、
「まさかと思い面接室から出たら、誰もいませんでした。辺りは真っ暗」
と、時すでに遅しだった。待たされた挙句、こんな結末とはショックだろう。
「ずっと待っていたのに、この扱いはひどいです‼とメモを残して、内側から鍵を開けて脱出しました。エレベーターで1階に降りたら、警備員さんがいて事情を話して正面玄関を開けてもらいました」
警備員は女性を気にかけ「担当に電話しましょうか?」と聞いたが、当時の女性は怒りで頭がいっぱいだった様子。
「もういいです!と言って帰宅しました」
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