サザビーリーグが持株会社に移行、社内カンパニーを分社化へ

　サザビーリーグが持株会社に移行し、カンパニー制で展開していた各事業を2024年度から2025年度にかけて分社化すると発表した。

　社内カンパニーは「アフタヌーンティー・ティールーム（Afternoon Tea TEAROOM）」や「シェイク シャック（Shake Shack®）」を展開するアイビーカンパニー、「ロンハーマン（Ron Herman）」を運営するリトルリーグカンパニー、「エストネーション（ESTNATION）」を手掛けるエストネーションカンパニー、「アフタヌーンティー・リビング（Afternoon Tea LIVING）」を運営するアイシーエルカンパニー、「アガット（agete）」などを取り扱うエーアンドエスカンパニーの5つがある。
　分社化はサザビーリーグ全体の企業価値向上を目的とし、今年4月から2度に分けて実施。アイビーカンパニー株式会社は塚田龍平氏、株式会社リトルリーグは三根弘毅氏がそれぞれ社長を務め、株式会社エストネーションは帰山元成氏が会長、大田直輝氏が社長に就任する。アイシーエルカンパニーとエーアンドエスカンパニーは2025年4月に分社化する計画で、アイシーエルカンパニーは高下泰幸氏、エーアンドエスカンパニーは稲瀬修氏が社長に着任する予定だという。なお、管理部門はシェアードサービスを提供する事業会社として独立する。