堅物キャラといえば？ 3位「銀魂」桂小太郎、2位「暗殺教室」烏間惟臣、1位は「文スト」国木田独歩 ＜24年版＞

1月4日は石の日。

「い（1）し（4）」の語呂合わせが由来の記念日です。


アニメやゲームには石のように固い性格で、堅物なキャラクターが数多く存在します。ルール違反を絶対に認めなかったり、どんなジョークも理解できなかったり、自分にも他人にもストイックだったり、譲れない信念を持っていたり……。


そこでアニメ！アニメ！では「堅物キャラといえば？」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。12月20日から12月27日までのアンケート期間中に191人から回答を得ました。
男女比は男性約25パーセント、女性約65パーセント、無回答約10パーセントで、女性が多め。年齢層は19歳以下が約50パーセント、20代が約20パーセントと若年層が中心でした。


■ツッコミ役を兼ねるキャラクターも！

第1位

1位は『文豪ストレイドッグス』の国木田独歩。支持率は約20パーセントで、昨年の2位からランクアップしました。

読者からは「理想を追い求めるがゆえにスケジュールが狂うことを嫌う、典型的な堅物キャラ。共に仕事をする自由人な相棒・太宰治には手を焼いていて、劇中でも説教をするシーンが多く見られるから」や「表紙に『理想』と書かれた手帳をつねに持ち歩いていて、1日の予定を事細かく書いています。それを忠実に守って行動するのがスゴイ」と完璧を求める理想主義者がトップに。武装探偵社の個性的なメンバーたちに翻弄される様子も人気を集めています。

第2位

2位は『暗殺教室』の烏間惟臣。支持率は約15パーセントで、昨年のトップから一つ順位を下げました。

「本来は防衛省の人間ですが、3年E組の体育（という名の暗殺訓練）の教師になって、ナイフや銃の扱いを教えてくれます。生徒たちに付けられたコードネームは堅物。イリーナ先生のお色気アピールにも一切顔色を変えることはなかったのに、生徒のために怒りの表情を見せるところが、まさに理想の教師！」や「堅物ではありますが決して心がない訳ではなく、イリーナや生徒を守るために命をかけられる強くてカッコイイ先生です」と生真面目さの中にある優しさに惹かれたという声が届いています。

第3位

3位は『銀魂』の桂小太郎。支持率は約11パーセントで、昨年と同順位でした。

「堅物で真面目だけど天然で、かなり暴走気味な危険人物。空気がまったく読めないトラブルメーカーでもあり、銀さんですら持て余すほど。ハチャメチャギャグが魅力の『銀魂』には欠かせない存在です」や「真面目な柳生九兵衛とキャラが被るので“堅物キャラは俺だけで充分だ！”と張り合っていたから。堅物クソ真面目キャラを自称するぐらいだから、堅物であることにプライドを持っているのかも……」と個性派キャラがランクイン。トップ3は昨年と同じ顔触れが並びました。

■そのほかのコメントをご紹介！

『アイドリッシュセブン』和泉一織には「グループ最年少の環くんと同じ高校生にもかかわらず、真面目でストイック。年上のメンバーであっても容赦なく説教をするぐらいグループのことを考えているところが好きです」。
『僕のヒーローアカデミア』飯田天哉には「雄英高校1年A組の学級委員長を務め、エンジンの個性通り真っ直ぐに突き進む真面目マン。最初はちょっと融通がききませんでしたが、クラスメイトと切磋琢磨する中で物腰の柔らかさを身に付けました」。

『ガールズ&パンツァー』西住しほには「主人公・みほと姉・まほの母で、戦車道の名門・西住流の師範。みほの前では母親としての面は見せず、つねに厳しくストイックなイメージが強いから」。
『葬送のフリーレン』フェルンには「フリーレンの弟子の魔法使い。フリーレンのお世話をする姿はまるで親のようですが、彼女が集めている役に立たない魔法を“くだらない”というあたり冗談が通じない堅物キャラ感があります」と第2クールの放送を控えるタイトルにも投票がありました。

2024年版では昨年第4・第5シーズンが放送されて人気を博した『文スト』国木田独歩がトップに。物語のツッコミ役を担うキャラクターが目立つ結果となりました。

■ランキングトップ10

[堅物キャラといえば？ 2024年版]
1位 国木田独歩 『文豪ストレイドッグス』
2位 烏間惟臣 『暗殺教室』
3位 桂小太郎 『銀魂』
4位 磯野波平 『サザエさん』
5位 飯田天哉 『僕のヒーローアカデミア』
5位 金狼 『Dr.STONE』
5位 真田弦一郎 『テニスの王子様』
8位 サカズキ（赤犬） 『ワンピース』
8位 福沢諭吉 『文豪ストレイドッグス』
10位 大原大次郎 『こちら葛飾区亀有公園前派出所』

（回答期間：2023年12月20日～12月27日）




■ランキングトップ20

[堅物キャラといえば？ 2024年版]
1位 国木田独歩 『文豪ストレイドッグス』
2位 烏間惟臣 『暗殺教室』
3位 桂小太郎 『銀魂』
4位 磯野波平 『サザエさん』
5位 飯田天哉 『僕のヒーローアカデミア』
5位 金狼 『Dr.STONE』
5位 真田弦一郎 『テニスの王子様』
8位 サカズキ（赤犬） 『ワンピース』
8位 福沢諭吉 『文豪ストレイドッグス』
10位 大原大次郎 『こちら葛飾区亀有公園前派出所』
11位 竈門炭治郎 『鬼滅の刃』
11位 ドイツ 『ヘタリア Axis Powers』
11位 フェルン 『葬送のフリーレン』
14位 アスラン・ザラ 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』
14位 小山よし治 『クレヨンしんちゃん』
14位 風見裕也 『名探偵コナン』
14位 冨岡義勇 『鬼滅の刃』
14位 七海建人 『呪術廻戦』
14位 ベジータ 『ドラゴンボール』
14位 星一徹 『巨人の星』
14位 リドル・ローズハート 『ディズニー ツイステッドワンダーランド』

（回答期間：2023年12月20日～12月27日）

※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。