長い付き合いだったとしても、一瞬で途切れてしまうこともあるのが人間関係である。神奈川県に住む60代の女性(事務・管理/年収250万円)は、30年以上前からの友人と今年の春に絶縁したと明かす。絶縁した友人について「とにかくネガティブな人で常に取り越し苦労。自分から不幸を招き入れているような人でした」と綴っている。(文:國伊レン)
「自分で育てた子じゃないから言えるんだよ!」
友人の長男は警察官なのだそうで、女性に「毎日毎日訓練の厳しさへの心配と殉職の心配ばかり」のメッセージをLINEで送ってきたという。我が子の心配をするのは当然だが、それを毎日友達にLINEするのは迷惑だろう。友人は50代で女性より年下という甘えもあったのだろうか。また「旦那さんとは10年以上別居」しているそうで、話し相手もいなかったのかもしれない。しかし友人の心配はエスカレートしていき、ついには「自分も死にたいと言い出す始末」だった。うんざりした女性は、
「人間いつかは死ぬんだし早いか遅いかだけでしょ」
と突き放した。すると、
「自分で育てた子じゃないから言えるんだよ!目の前で◯◯(私の子)が死んでもそう言える?」
とヒステリック気味な返信が来て、女性もついにキレてしまった。「朝の出勤前でこれから仕事って時だったので余計頭に来ました」と振り返る。
「『あんまりトンチンカンなことばっかり言ってると誰からも相手にされなくなるよ?』とLINEしてそれきりです」
30年来の交友関係であっても、絶縁するときはあっけない。心配事や悩みを相談するときには、相手の重荷になっていないか気を付けた方が良いだろう。
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