友人との旅行は絆を深めることがある一方、それをきっかけに絶縁することもあるようだ。広島県に住む50代の女性(事務・管理/年収200万円)は、高校時代の同級生と旅行がきっかけで距離を置いたことを振り返った。
「高校時代の同級生が結婚する前に女子4人で旅行に行きました。私は、ピンチヒッターで行くことになったのですが、親しくなかったので少し不安がありました」
その不安は的中してしまった。(文:國伊レン)
「こちらは友達と思っていたけど、あちらはそうではないのだな」
女性がホテル内の土産物屋を見ていると、4人のうち2人がやってきた。そして女性に向かって、
「おぞましい」
と言ってきたそうだ。
「びっくりして、驚き、目を見開いて見たのですが、何も弁解はされませんでした。無事に帰るために私は何も聞き返すこともなくやり過ごしました」
なぜ「おぞましい」のだろうか。皆目見当がつかないが、よく思われていなかったことは確かだろう。しかし、なんとその人物は結婚式に女性を招待するため、電話をかけてきたのだ。
女性は参加を辞退すると伝えるも、かなりしつこく粘られたそう。しかし「どうしてもお祝いする気持ちになれなかったのと、こちらは友達と思っていたけど、あちらはそうではないのだなと感じた」ために断った女性。
「その後別のクラスメートの結婚式で再会したので、結婚式に出席しなかったことを謝りましたが、同窓会にも行っていません」
旅行中の一件以来、可能な限り距離を取ることにしたようだ。
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