潔癖症の人は、普段どんな生活をしているのだろうか。東京都に住む50代後半の女性(サービス・販売・外食/年収200万円)は、潔癖症ゆえに苦労していることを明かした。女性は毎日、ダイソーのウエットシートを大量に買い、自転車の前後のかごに乗せて運ぶそう。そのため夕飯の買い物が乗せられず、2度買い物に行く。このことについて女性は、
「毎日のウエットだけでかなりの出費になり、将来が不安。店員さんに何と思われているか気になる」
とこぼした。(文:永本かおり)
協力してくれる次女に感謝するも「こんな育て方をしてしまい申し訳ない」
一緒に暮らす家族に対しても、自身が潔癖症であることを知られたくないようだ。
「家族に気付かれないようにしているが、次女だけはわかっていて、ある程度協力してくれる」
「ありがたい反面、娘も潔癖症の資質がありそうで、こんな育て方をしてしまい申し訳ないと気が滅入ることが度々ある」
と悩みを打ち明けた。
それでも「朝晩と床拭き、トイレ掃除をやらないと気持ちが悪い」と潔癖であることをやめられない。ここでも大量のウエットシートを使うのだろうか。掃除を徹底的にしている様子だが、「極力人を家に上げたくない」ため「エアコンの掃除などお願いしたいが躊躇してしまう」といった弊害も。また、潔癖症ゆえにこのような制限もあるそう。
「おしゃれもしたいが、購入する服は自宅で洗濯ができるかどうかで決めるため、いつも普段着のような物になってしまう。冬物のコートも一度着たら必ず洗うので1日に何回も洗濯機を回すことになる」
どうしても潔癖が生活の軸になることを明かした。
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