JR西日本は5日、年末年始期間(2023年12月28日から2024年1月4日まで)の利用状況を発表した。山陽新幹線の利用者数は145万人で、前年度比109%・2018年度比95%に。全車指定席で運転された「のぞみ」に加え、「さくら」「ひかり」「こだま」なども利用者数が前年度を上回った。
年末年始の12月28日から1月4日まで、東海道・山陽新幹線「のぞみ」は全車指定席で運転(一部の臨時列車を除く)された。JR西日本によれば、山陽新幹線における「のぞみ」の利用者数は109万1,000人、前年度比106%・2018年度比96%とのこと。コロナ禍前の水準には至らなかったものの、前年度を上回る利用状況となった。
自由席のある他の列車も、利用者数が前年度を上回っている。とくに山陽・九州新幹線を直通する「さくら」は利用者数15万1,000人で前年度比120%・2018年度比106%となり、コロナ禍前を上回る利用状況に。「ひかり」は利用者数12万5,000人で前年度比115%・2018年度比82%、「こだま」は利用者数3万9,000人で前年度比138%・2018年度比81%となり、ともに前年度を大きく上回った。「みずほ」は利用者数4万3,000人、前年度比101%・2018年度比85%だった。(MN 鉄道ニュース編集部)