松居大悟監督の最新作が5月10日よりテアトル新宿ほか全国で公開される。『ちょっと思い出しただけ』などの松居監督が挑む最新作は、10年以上にわたって温め続けてきたというラブストーリー。タイトルや原作、物語、キャストは後日発表される。松居監督は「通らなかった企画は、パソコンのデスクトップの“墓場”というフォルダに入れているのですが、この作品の台本だけはずっと“墓場”に入れられずにいたんです」と語り、企画の提案をし続けてきたという。初めて原作と出会ったときからずっと主人公の2人に強く惹かれていたとも明かしており、「完成した作品を観て、あぁやっと二人に出逢えたと思いました。今回、演じてくれた二人の役者さんとの出逢いも含めて、これまでの時間は必要だったのかもしれません」とコメント。今回の発表とあわせて公開されたファーストルックには、「好きという気持ちを否定しないでほしい――」という言葉と、階段の踊り場で肩を寄せ合う主人公2人の後ろ姿が収められている。【松居大悟監督のコメント】諦めればいいのに諦めることなんてできなくて、この10年で積み上げてきたものをすべて捨てて挑みました。好きは無敵。無防備な恋愛映画です。