上司に言い返すのは簡単なことではないだろう。東京都の40代後半の女性（事務・管理／年収1000万円）は、
「新卒で入社したSIerで、研修でプログラミングを学んだ上、配属先では別の言語を使うからと他の言語も勉強して準備していたのに、全く分野の異なる業界のシステムのヘルプデスクとサポート、β版システムのテストに従事することになりました」
と明かす。（文：谷城ヤエ）
「思ったことをそのまま言ってしまって若気の至りだったなと反省」
女性が上司に「システム開発がしたい」と伝えると、上司は「僕は趣味で自分のホームページを作っているんだよ」と自慢げに見せてきたそう。それに対して女性は、
「私はビジネスとしてシステム開発がしたいのです。趣味であれば公務員にでもなって暇な時間でホームページを作ればいいじゃないですか。SIerでSEをする必要はありません」
と主張。すると上司は黙ってしまった。
「私もまだ当時は若かったので、つい思ったことをそのまま言ってしまって若気の至りだったなと反省しています」
と綴った女性だが、若い頃からやりたいことが明確だったようだ。現在は希望の仕事に就いていることだろう。
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