レジ袋が有料化して早3年。マイバッグを持ち歩くのは今や常識になってきた。しかし、レジで仕事をしている人にとっては、いまだにレジ袋が必要かどうか客に聞くことに負担を感じることがあるようだ。確認しただけで怒りだす客がいるためだ。
今回、キャリコネニュース読者で、レジで仕事をしている人から、レジ袋に関するクレームを受けたエピソードが寄せられた。(文:林加奈)
「いらないです。悪いですか?」とキレる客
販売業の40代女性(千葉県)の職場では、レジ袋が有料のため「最初に袋をつけるか、業務なので聞くことになっています」という。
「レジを担当していたとき『袋はお付けしますか?』と聞いたら『いらないです。悪いですか?』と、なぜか逆ギレでした。年配の男性でした。聞かない方が良かったのかと少しモヤモヤしました」
と語る。どこでも聞かれているだろうに、なぜ喧嘩腰になるのだろう。
それなら聞かない方がいいのかというと、そうでもない。スーパーでレジをしている50代女性(大阪府)は、ある男性客に「袋はいかがいたしますか?」と聞くと
「袋なくてどうやって持って帰るんや!」
と怒鳴られたという。理不尽は更に続く。
「『袋の大きさはいかがいたしますか?』と聞くと『見てわからんのか!』とまた怒鳴られました。今時エコバッグを持って来る方が多いのに。自己中だなと思いました」
レジ袋が必要なときも怒られ、いらないときも怒られる始末。レジ袋有料化によって客のモラルも問われているのではないだろうか。
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