面接官からは予想外の言葉が飛んでくることもある。群馬県の50代後半の女性(医療・福祉・介護/年収150万円)が「障がい者の施設の面接」を受けたときのこと。履歴書を見た面接担当者に、
「この資格は何の役に立つんですか?」
と言われたことを明かす。(文:谷城ヤエ)
「経験者であればあるほど、支援内容が不都合な職場だったのでは」
女性いわく施設の利用者は「重度障がいばかり」で、女性のような有資格者が「支援する方が適切」と感じたそう。
「当然その資格は役に立つはずのもの。面接対応したスタッフの知識のなさに呆れました」
と振り返る。また女性自身、子どもに障がいがあり「障がい者福祉の仕事を15年以上していた」にもかかわらず、
「経験者はいらない、むしろ未経験者に障がい者に関わってもらい、一人でも多くの支援者や理解者を増やしたい」
と言われてしまった。結果はやはり「不採用」。
「恐らく経験者であればあるほど、支援内容が不都合な職場だったのでは勘ぐっています」
と綴った。施設利用者に適切な支援が行き届いていることを願う。
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