どんな上司のもとで働くかによって、仕事におけるストレスの多寡は左右される。うっかり“大ハズレ”を引き当ててしまった場合、地獄を見るのは言うまでもない。
神奈川県に住む40代後半の女性(事務・管理/年収600万円)は10年ほど前、現在も勤務する生命保険会社でとにかく人の好き嫌いの激しい同性の上司に当たってしまい、大変な思いをしたという。
仕事内容は保険の窓口業務で、部署は彼女含めて女性4人だけ。その上司は「敵役を作って結束を図るタイプ」で、女性は運悪く、狭いコミュニティ―の中で敵役に据えられてしまったのだとか。(文:KZ)
上司は「敵役を作って結束を図るタイプ」
その実態はいじめに近い内容で、他の3人から夏休みや有休を取得し、彼女は好きに取らせてもらえなかったそう。挙句の果てに、「数字を出さないくせに休むな」などの暴言も吐かれたというから、なかなか壮絶だ。
こうした苛烈なパワハラにより、ストレス過多となった女性は胃潰瘍で休むこととなり、後に異動。以来、幸いにも、その上司と顔を合わせることはなくなったというが、「二度と一緒に仕事でもオフでも関わりたくないです」と苦々しい思いを綴る。
さらに女性は、日本の生命保険会社は女性社員が多数在籍し、「働きやすい」「産休・育休を取りやすい」と謳っているものの、「実際は意地悪な女性も多いので、新卒学生には騙されないよう気をつけてほしいです」とも書いていた。職場によるところも大きいとは思うが、女性にとってはそれだけ散々な経験だったということだろう。
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