飲んだ後や仕事帰りに疲労困憊していると起こりやすくなる寝過ごし。今回は関西で起きた寝過ごしエピソードを紹介したい。
岡山県の30代前半の男性(建築・土木技術職/収入450万円)は、大阪の地下鉄御堂筋線で「新大阪から天王寺」に向かう際に「梅田ぐらい」で眠ってしまい、「気づいたら淀屋橋でした」と綴る。新大阪から淀屋橋まで10分程度の距離だが、
「しかし、時間は2時間経っていました」
と打ち明けた男性。どういうことだろうか。
「網干着0時過ぎになり、結婚記念日となる」
「南の終点なかもずまで行き折り返し、北の終点千里中央で折り返し2時間経っていたようです」
新大阪~なかもずが40分ほど、なかもず~千里中央が1時間ほど、千里中央~淀屋橋が25分ほど。男性の推測する通りだろう。
「淀屋橋から天王寺までは絶対に寝ないよう席を立ったのを覚えています」
と綴った。寝過ごしのほとんどが座った状態で起きる。よく寝過ごす人は、男性のように立って乗るのがいいだろう。
埼玉県の30代後半の男性(企画・マーケティング・経営・管理職/950万円)は、姫路で「転勤後初の飲み会」が行われ、22時30分頃にお開きに。どの駅から乗ったか定かでないが、
「乗り越しで明石着。乗り換えて網干着0時過ぎになり、結婚記念日となる」
と書いていることから、おそらく姫路駅からJR東海道山陽本線に乗車したのだろう。明石で気づき折り返すも、また寝過ごしてしまい、乗車した姫路の3駅先の網干まで行ってしまったようだ。男性の当時の家の最寄り駅もわからないが、姫路から明石の間のいずれかだろう。
網干から姫路方面へ折り返そうにも終電がなかったようで、網干の改札を出た男性は、やむを得ず妻に連絡した。
「妻に連絡、呆れられ、幼い子どもを車に乗車させ、1時半過ぎにお迎え来てもらう」
と顛末を綴った。とんだ結婚記念日になってしまったが、忘れられない思い出になったのではないだろうか。
それ以降、姫路での飲み会後には気をつけるようになった男性。それでも毎回、明石まで寝過ごし折り返す羽目になり、帰りはさすがに寝ないように起きていたとか。そんな男性は「今は東京にいて、乗り過ごしはない」という。
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