トップへ

「フジもアホ」渡部建の全国地上波復帰に「炎上狙いすぎ」起用したフジテレビに賛否

2023年12月30日 19:20  週刊女性PRIME

週刊女性PRIME

渡部建

 12月29日、アンジャッシュの渡部建が『全力!脱力タイムズ年末SP』(フジテレビ系)に出演。'20年6月に報じられた多目的トイレ不倫報道後、初となる全国地上波放送への出演を果たした。

共演者にもサプライズ出演は知らされず

「今年の重大ニュースをベスト10方式で振り返るという企画で、『お笑い界に新たなスターが誕生』というテーマの際に、覆面を被ったTKOが“THEコンプライアンス”というコンビで登場しました。

 “キレのあるツッコミが足りない”というくだりから、ゲストのサンドウィッチマン伊達みきおさんが加わるかと思いきや、“お笑い経験者のスタッフ”という設定で渡部さんがサプライズ出演。これはTKO含め出演者にも知らされていなかったため、みんな驚いていましたね」(テレビ誌編集者)

 声やツッコミのワードなどで渡部であることはすぐに視聴者も気づくことになったが、最後まで渡部であることは紹介されないままコーナーは終了した。

『全力!脱力タイムズ』は出演者でもある有田哲平さんが総合演出も務めていることもあり、有田さんの意向が強く反映されています。柴田英嗣さんの女性トラブルでコンビでの活動を休止していたアンタッチャブルも、柴田さんへのサプライズという形でこの番組でコンビ復帰をしましたからね。

 芸能活動再開後、すぐにABEMAの番組『有田哲平の引退TV』でも起用していましたし、デビューの頃から切磋琢磨していた渡部さんの本格復帰の手助けをしてあげたいのでしょう」(放送作家)

 有田の粋な演出にSNS上では、

《有田さんはほんと粋よね。ABEMAで復帰の足掛かりを作って、テレビでも足がかりを作る》

《妻が許しているのだから、もう復帰してもおかしくない》

 と絶賛する声が上がる一方、

《渡部まじ生理的に無理だから、全部出るなとかは言わないから私が好きな番組には絶対出ないでくれ》

《年末のどさくさに紛れてでてくるセコさ。渡部もフジテレビもアホだ》

 と否定的な声も相次いでいる。

木下優樹菜の復帰もフジテレビだった

タピオカ騒動で“一般人”になった木下優樹菜さんが'23年11月に約4年ぶりに地上波復帰を果たしたのも『全力!脱力タイムズ』でした。今はTverなど見逃し配信もありますし、放送後でも話題になれば起用するメリットがありますからね。ただ木下さんの起用も賛否になりましたし、続けて渡部さんを起用するのは“炎上狙い”と思われても仕方ないですね」(制作会社関係者)

 '23年11月には『芸能人が本気で考えた! ドッキリGP』でも、同局の杉原千尋アナウンサーが“貝殻ビキニ”姿にさせられて炎上している。

「平成中期には民放のトップを走っていたフジテレビですが、近年は“振り返ればテレビ東京”と揶揄されるまで視聴率で苦戦しています。秋の改編も上手くいかず、23年11月第2週のゴールデンの世帯平均は5.2%と、テレビ東京の5.3%よりも下回ってしまい、民放最下位になってしまいました。

 '22年に放送されたドラマ『silent』の見逃し配信が好調だったため、せめて配信だけでも……と、炎上覚悟のキャスティングをしているのかもしれません」(同・制作会社関係者)

 視聴率が上向く前にスポンサーと視聴者にそっぽを向かれなければいいが……。