人気シリーズの続編やヒット漫画のアニメ化など話題が多かった2023年のアニメ。バイドゥが提供するキーボードアプリ「Simeji」は、Z世代が選ぶ「2023年推しアニメ」を発表した。調査は12月8日から12月11日にアプリ上で実施、10~24歳の男女316人から有効回答を得た。その結果、1位は「薬屋のひとりごと」、2位は「【推しの子】」、3位は「ブルーロック」がランクインした。
今年のアニメは良作揃い!新作から人気シリーズまで幅広くランクイン
TOP10にランクインした漫画は以下の通りだ。
目新しいタイトルが上位を占める一方「ONE PIECE」「クレヨンしんちゃん」など長く続いているヒット作も存在感を放っている。それぞれのアニメをチェックしていこう。
第1位・薬屋のひとりごと
後宮で毒見役として働く少女が、王宮内で発生する事件を薬学知識を駆使して解決していく後宮医療ミステリー。
「サスペンスの場面もありつつ恋愛の場面もあって見るだけで知識もつくし一石二鳥」
「騙したり、毒を飲んだりとゾクゾクするお話なのでとても面白いです」
と、ミステリーの面白さが人気のようだ。一方で、
「猫猫(マオマオ)と壬氏様の会話が尊すぎる」
「壬氏様もカッコよくて2人の関係も気になる!!」
と、主人公と美形宦官の恋愛模様を楽しみに観ている人も多い。
第2位・【推しの子】
主人公の青年が推していたアイドルの子どもに生まれ変わる、という斬新な切り口から芸能界を描いた本作。「かぐや様は告らせたい」でおなじみの赤坂アカが原作を手掛ける。
「ストーリー展開が他の転生もののアニメと違って新鮮さがあって、面白かった! 」
「キャラクター一人一人に魅力が溢れてた」
「魅力のある作画に惹き付けられた」
など、巧みなストーリー構成と魅力的なキャラクター達が多くのZ世代に親しまれている理由の一つだろう。
第3位・ブルーロック
300人の高校生ストライカー達がU-20日本代表をかけて熾烈な争いを繰り広げるサッカーアニメ。
「一人一人個性がありつつ、皆で絆を深めていく感じが本当に好きで、必ず推しを見つけられる」
「イケメンが多いし、面白い最高にかっこいい!」
個性的なキャラクターが多く登場するため、推しを見つけるのも楽しみ方の一つだろう。2024年4月に公開が予定されている『劇場版ブルーロック-EPISODE凪-』に期待が高まる。
第4位・呪術廻戦
邪悪な「呪霊」と呼ばれる存在と戦う呪術師を描いた作品。今年は第2期が放送された。激しいバトルシーンが増え、作画もより一層”神ってる!”と話題に。
「作画が神すぎるしオープニング&エンディングも神過ぎ!!最高です!!」
「声優神」
「(”渋谷事変”の)オープニングテーマが劇場版に引き続きKing Gnu」
作画・声優・主題歌アーティストなど、どこを取っても”神ってる”大人気のアニメである。
第5位・葬送のフリーレン
魔王を倒す冒険アニメではなく、舞台は魔王を倒した”後”の世界。勇者亡き後の終幕から物語が始まる。
「あの世界観はがちで神」
「当たり前のように神作画で、本当に美しい」
「各キャラクターの魅力も高く、観てて飽きない作品!」
独特の世界観に魅了されるZ世代が後を絶たない。アニメでは漫画にないシーンも追加されており、原作ファンも大いに楽しめるだろう。
ここでは書ききれないが、第5位以降も素敵な作品が揃っている。年末年始にくつろぎながら、見ていない作品を一気見…なんてのもアリかもしれない。