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本気で乗り換え検討中? アルファロメオ好きの大倉士門、ステルヴィオに乗る!

2023年12月28日 11:01  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
「物心がついたころからアルファロメオが好き」と言い切る大倉士門さん。現在の愛車は「ジュリエッタ」(クアドリフォリオという高性能バージョン)なのですが、今まさに、SUV「ステルヴィオ」への乗り換えを検討している真っ最中とのことです。それならばということで、大倉さんに最新のステルヴィオを運転してみてもらいました!


ステルヴィオってどんなクルマ?



モデルでタレントの大倉士門さんは、アルファロメオ販売店勤務のお父さまの影響もあり(ほぼ、その影響で)、物心がついたときからの生粋のアルファロメオ好きです。現在の愛車「ジュリエッタ」はこちら!


そんな大倉さんが、かなり真剣に乗り換えを検討しているのが、アルファロメオ初のSUVとして登場した「ステルヴィオ」というクルマです。見た目はこんな感じ!


愛車ジュリエッタからステルヴィオに乗り換えてもらい、さっそく試乗に出発……しようと思っていると、クルマに乗り込んでエンジンスタートボタンを押した瞬間から大倉さんのガチなチェック(?)が始まりました。

大倉さんはステルヴィオのどこが好き?



大倉士門さん:エンジンをかけると、シートが電動で動いて自分の設定した位置に調整してくれる機能が付いていますね。ジュリエッタにはない機能なので、これは嬉しいです。サイドブレーキは電気になってんねや……。ステアリングは、知らないボタンが多すぎますね(笑)。自分のクルマにはクルコン(クルーズコントロール)すら付いていないので。



なんか緊張するなあ! でもワクワクしますね(出発)。


マイナビニュース編集部:ご自身のクルマと、だいぶ違いますか?



大倉さん:どうやろ、でも、初めてハンドルを握ったクルマがアルファロメオだったので、そこはやっぱり安心感がありますね。ただ、この空間の広さ! 天井の高さも含め、めちゃくちゃ広いです。横幅もこれだけあれば、ゴルフバッグを横に積めるかも。目線の位置が高いので運転していて安心ですし、見切りがよくて車幅感覚もつかみやすいです。



※編集部注:大倉さんは京都のご出身で、言葉は柔らかい感じの関西弁(京言葉?)です。



大倉さん:内装はラグジュアリー感がスゴいです。アルファロメオは若者というより大人な方が好きなイメージですけど、この内装であれば友達とか、自分の周囲の若い人たちでも好きだと思ってもらえそうです。


アルファ好きはSUVをどう思う?



編集部:生粋のアルファロメオ好きにとって、SUVというのはどうなんでしょう? 昔からのアルファのイメージとは合わないかもしれないですが、問題ないですか?



大倉さん:むしろ、SUVが欲しいんです。僕はアウトドア派で、週に1回くらいは伊豆までクルマで行ってますし、ゴルフに出かけたりもしますから。



編集部:伊豆に? 何しに行ってるんですか?



大倉さん:海に潜るのが好きなんです。潜って捕まえた魚を自宅で飼ったりもしてます。



編集部:独特の趣味ですね(笑)



大倉さん:これはアルファロメオが好きな理由と同じかもしれないんですけど、人にはなかなかわかってもらえない、自分にしかわからない魅力があるものが好きなんですよね。それって、趣味の醍醐味じゃないですか。



編集部:なるほど。大倉さんの世代だと、クルマ自体に興味がないという人もいるでしょうし、クルマ好きだとしてもアルファにたどり着いている人はかなりの少数派でしょうね。



大倉さん:アルファロメオが好きなのは、もちろん父の影響が大きいんですが、クルマを選ぶ際の基準としては、とにかく乗ったときのワクワク感を大事にしたいんです。外から見てカッコいいというのも大事なんですけど、それは、どちらかというと後付けと言いますか、ほんまに乗りたいクルマ、乗ったときに高揚感のあるクルマというのが最優先です。


史上初? 大倉士門の試乗インプレッション!



編集部:しばらく走ってみて、印象はいかがでしょう?



大倉さん:発進するときのエンジン音とかギアが切り替わるときの音を聞いていると、「生きている」と感じますね。このアルファロメオは、ちゃんと生きているんだなという感じです。音を聞きたいので、ちょっと後部座席の窓を開けますね。

運転は、めっちゃ楽しいです。意外と小回りも利きますね。ハンドル操作は、何ならジュリエッタの方が重いくらいです。アクセルペダルの踏み具合と加速の感じは、同じアルファロメオなので全く違和感がないですね。すぐに感覚がつかめました。



それと、これも意外だったんですが、室内が静かですよね? これだけエンジンを回しても、あまり音が聞こえてきません。車内というより、ひとつの空間として成り立っている感じがします。



編集部:ジュリエッタには「ACC」が付いていませんよね? 首都高で試してみてください。



※編集部注:ACC(アダプティブクルーズコントロール)とは、高速道路などで使える(ほぼ)自動運転のような運転支援システムです。クルマはドライバーが設定した速度で同一車線を走行し、前にクルマがいたら追従、カーブでは車線を読んでハンドル操作も(ある程度までは)やってくれます。



大倉さん:わかりました。やってみます。……うわ、すげー! 何ですかこれ、めちゃくちゃスムーズな運転ですね。初めてなんで、めっちゃ新鮮です。でも、これに慣れたらちょっと怖いかも。



編集部:確かに、運転が楽になりすぎると言いますか、運転席ですることがなさ過ぎて怖いという感じはわかります。



大倉さん:高速道路なんで、ちょっとだけ踏んでみますね。……これはスゴい! 見ました? 今の速度の上がり方。エンジン音もたまんないっすね。


ステルヴィオ購入の可能性は?



編集部:どうでしょう、ステルヴィオに乗ってみて、改めて購入の可能性は?



大倉さん:ずっと欲しいと思っています。暇さえあれば、雑誌などで好みのタイプ(ステルヴィオの個体)がないか調べたり、価格を見たりしていますから。



編集部:買うとしたらグレードはヴェローチェですか? クアドリフォリオですか?



大倉さん:クアドリフォリオへのこだわりは、まあ、あるんですけど……。



編集部:クアドリだと1,300万円ですね……。クルマ選びの際の「予算」についてはどう考えます?



大倉さん:予算は決めてないですね。欲しいクルマを買いたいと思ってます。



編集部:欲しいクルマがいくらなのかという話なんですね。



大倉さん:2億とかは無理っすよ(笑)



編集部:これは「あるある」だと思うんですが、クルマを購入する際の最終的な決定権は奥さまが握っているという話をよく耳にします(大倉さんの奥さまはモデルでタレントのみちょぱこと池田美優さん)。大倉さんのお宅ではどうでしょう?



大倉さん:それは、むっっっちゃあります(笑)。すごく、いいご質問だなと思いました。



それでいうと、ステルヴィオにはブルーのボディカラーがあって、めっちゃ綺麗なんですよ。ブルーの個体であれば父のディーラーにもあるんです。だけど、妻はなぜかシルバー推しなんです。



編集部:なんだ、奥さまがアルファロメオに難色を示しているという話かと思いきや、ボディカラーの好みの話だったんですね(笑)



大倉さん:妻は、アルファロメオがこの世で一番いいクルマだと思ってます。



編集部:布教したんですね?



大倉さん:布教しました(笑)。



妻の母も、もともとそんなにクルマに興味がなくて、前は●●(※編集部注:念のため隠しましたが、国産の小型車です)に乗っていたんですけど、乗り換える時にガチでプレゼンして、今、何に乗っていると思います?



編集部:うーん、トヨタの「シエンタ」とか?



大倉さん:イタリア車なんですよ。



編集部:イタリア車好きを周りに増やしてますね!



大倉さん:でも、実際に試乗したら「これ、めっちゃいい!」って納得してくれましたよ。



クルマって、あくまで移動手段と考えている人が多いんじゃないかと思うんですけど、それだともったいなすぎると思っていて。移動も楽しめたら最高じゃないですか。そういうことはこれからも提案していきたいですね。(藤田真吾)