悲しいが、悪気がないことでも友人から距離を置かれることはある。兵庫県に住む60代前半の女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収250万円)は、「友人と絶縁」をテーマにしたエピソードの募集に対し、
「私の場合は親友だと思っていた人から絶縁されてしまった反対側の人間です(笑)」
と自虐的に事の顛末を綴った。(文:永本かおり)
「ブロックまでしなくても」
10年前、人間関係のトラブルがあり「親友だと思っていた友人」に話を聞いてもらっていた。友人は、「大丈夫だよ~」と励ましてくれたが、それでも不安が強く、何度か話を聞いてもらっていたという。しかし、友人にとってはしつこく感じたのだろう。そのうちに
「友人が『もう、いい加減にしてよ!!』と怒りだしLINEもブロックされてしまいました」
突然の拒絶に女性は、
「確かに何度も聞いてもらい申し訳なかったと思いますが、こちらは凄く辛くて聞いてもらっていたのでブロックまでしなくてもとは思いました」
と腑に落ちない思いを綴るが、その後は「仕方ない」と連絡を取ろうとはしていないそうだ。 「怒られるまでの間、たくさん聞いてもらいありがとう!と感謝しています」と反省を踏まえつつお礼を綴っていた。
広島県に住む40代後半の女性(医療・福祉・介護/年収100万円未満)も、「私は逆に絶縁されたほうです」と、原因不明のまま友人から絶縁された経験を明かす。
「高校の同級生でいつも連絡を取り合い、ご飯に行ったりジムも一緒だったりしていました。しかし、連絡をとってもブロックされているのか既読にならず、ご自宅に電話しても母親が電話に出て理由は教えてくれませんでした。結局理由は分からず疎遠になりました。きっとなにか気に触ったのかなって思います」
理由もわからず、いきなり距離を置かれるとモヤモヤするだろう。後悔のないよう、友人は大切にしていきたい。
キャリコネニュースでは「友人と絶縁したことがある人」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/LQ1RHMHG