レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは、将来F1カレンダーに加わってほしいサーキットとして、イタリアのムジェロ・サーキットを挙げた。
トスカーナ州に位置するムジェロ・サーキットは、高速ストレート、タイトなコーナー、高低差が大きいことが特徴の、勇気と正確さが求められるトラックだ。
ムジェロは長年、MotoGPのイタリアGPの開催地を務めているが、2020年には新型コロナウイルス感染症の世界的流行によりF1カレンダーが変更されるなかで、トスカーナGPを開催した。
フェルスタッペンは、ポッドキャスト『Talking Bull』において、F1カレンダーに加えたいサーキットを聞かれ、「僕にとってはムジェロだね」と答えた。
「(その理由は)トラックレイアウトだ。高速コーナーが多くて、F1マシンで走っていると最高の気分になる」
フェルスタッペンはストリートサーキットよりも、伝統的な常設サーキットを好むと公言している。近年、F1カレンダーにストリートサーキットでのレースの割合が増えつつあることについて、フェルスタッペンは、F1 CEOステファノ・ドメニカリに対して話をしたという。
「僕にとっては、本物のサーキットの方が走っていて楽しい」とフェルスタッペンは、『The Telegraph』に語った。
「ストリートサーキットに関して、それぞれ意見があると思う。でも結局のところ、ストリートサーキットは、F1のための場所ではない」
「ステファノに話をした。本物のレースを維持することについて、ドライバーが彼らに話をするのはとても大事なことだ。屋外のショーであることがすべてではない。スポーツそのものに集中すべきなんだ」