職場で快適に過ごすためには良好な人間関係が重要な要素だろう。神奈川県の40代前半の女性（建築・土木技術職／年収550万円）は、「10人程度の小さな会社」に勤務している。そこで、厄介な50歳の女性社員に頭を悩ませているという。現状をこう明かした。（文：長田コウ）
「（女性社員の）態度があまりにも悪いのに、波風を立てないように社員が我慢を強いられています」
「常識的に考えられないことをします」
その女性社員の態度というのは、あまりにも理不尽なものだった。
「穏やかだったのに急にキレ出して、わざと大きな物音を立てたりして、明らかな態度で周りを無視したり、男性だったらパワハラで訴えられるレベルのことを日常的にしています」
女性が最も困っていることは「仕事の伝達が出来ないこと」と「他人がミスするように仕向けて仕事の情報を周りに共有しないこと」だそう。関われば面倒になると恐れているのか、他の社員も距離を置いている。するとそのことが気に食わないのか、被害者面をする女性社員。
「『私は仲間はずれにされているから』と外部の人に言って可哀想な自分をアピールします」
女性の職場では、お中元の品を社員で分けているというが、そのときにも女性社員の信じられない行動が目撃されている。なんと「自分のいらない物は会社に捨てる」というのだ。女性は、「常識的に考えられないことをします」と冷静に綴った。ここまで厄介な人物なら、どうにかして追い出したいと社員は思うだろうが、そうもいかないのが現実なようで……。
というのも、女性の職場は「少数精鋭」で「そんな人でもいなくなったら困る」のだ。女性社員を辞めさせないためだろうか、「社長や部長は気を遣い、残業した日には自宅に送るなど」しているそう。
女性は最後に不安を吐露した。
「そんな状態なので、社員全体が我慢するのは当然ながら暗黙のルールになってしまっています。そのためつけ上がり年々酷くなっているのですが、私はもう限界。人事を考え直してほしいです」
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