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「蝶々夫人は私にとって憧れのオペラ」、高田賢三が衣装デザインを手掛けた「蝶々夫人」が再公演

2023年12月25日 13:31  Fashionsnap.com

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2019年東京ワールドプレミエ公演より

Image by: 三枝近志
 公益財団法人東京二期会が、オペラ「蝶々夫人」の凱旋公演を2024年7月18日から21日の4日間、東京文化会館大ホールで開催する。チケットは、二期会の公式サイトをはじめ、東京文化会館チケットサービス、チケットスペース、イープラス、チケットぴあ、ローソンチケットで販売している。衣装デザインは高田賢三が手掛けた。

 高田は、2020年10月に新型コロナウイルスによる合併症でパリ郊外で逝去。生前には「『蝶々夫人』は私にとって憧れのオペラ」、「"蝶々さん"でオペラの真の魅力を知った」と語っており、同歌劇の衣裳デザインは高田による最後の仕事のひとつとなった。
 東京二期会は、2019年に高田デザインの衣装を使用した「蝶々夫人」を東京文化会館で初公演。ミュージカルやストレートプレイだけでなく、オペラ演出においてもグローバルな活躍をみせる宮本亞門が演出する同歌劇は、高田をはじめとする世界的クリエイターが集結し大きな評判を呼んだ。2022年には、ドイツの名門オペラハウス ゼンパーオーパー・ドレスデンで欧州プレミエ、2023年6月にはサンフランシスコ歌劇場で北米プレミエを果たした。今回、2024年7月に東京で再公演し、指揮は東京フィルハーモニー交響楽団桂冠指揮者のダン・エッティンガー(Dan Ettinger)が手掛ける。なお2024年7月27日には、高田の生まれ故郷である兵庫県姫路市でも開催する。

◾️「蝶々夫人」 東京公演期間:2024年7月18日(木)~2024年7月21日(日)会場:東京文化会館 大ホール所在地:東京都台東区上野公園5-45指揮:ダン・エッティンガー演出:宮本亞門衣裳:髙田賢三合唱:二期会合唱団管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団 ◾️「蝶々夫人」 兵庫公演日時:2024年7月27日(土)会場:アクリエひめじ 大ホール所在地:兵庫県姫路市神屋町143-2指揮:ダン・エッティンガー演出:宮本亞門衣裳:髙田賢三合唱:二期会合唱団管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団 ◾️二期会:公式サイト