トップへ

【終活】お葬式にかかった総額費用は平均152万円 - 喪主が最も困ったことは?

2023年12月25日 10:31  マイナビニュース

マイナビニュース

画像提供:マイナビニュース
SBIいきいき少額短期保険(SBIいきいき少短)は12月21日、「終活・葬儀に関するアンケート調査」の結果を発表した。調査は11月10日~17日、全国の50歳以上の男女1,019名を対象にインターネットで行われた。

○50歳以上「終活している」は4人に1人


調査によると、「終活の必要性を感じる」人は80.9%、実際に「終活に取り組んでいる」人は25.9%、終活について「家族と話している」人は21.5%。



終活に取り組もうと思ったきっかけを複数回答で教えてもらったところ、「家族に迷惑をかけたくないから」(81.8%)と「身の回りのことを整理しておきたいから」(60.6%)に回答が集中。一方、終活に取り組んでいない理由としては、「まだ時期が早いと思うから」(52.7%)が最多に。


続いて、終活ですでに取り組んでいることを教えてもらったところ、1位「物の整理、片づけ」、2位「お金の準備(保険を含む)」、3位「旅行や趣味など、今の人生を楽しむこと」という結果に。



また、終活で心配なこと・気になっていることを聞くと、やはり「物の整理、片づけ」ダントツに多く、次いで「パソコンやスマホ、SNSなどの管理」「お金の準備(保険を含む)」と続いた。

○お葬式で困ったこと1位は「葬儀の手順・しきたり」


次に、自身または近親者が喪主を務めた経験がある人に、お葬式で困ったことを聞いたところ、「葬儀の手順・しきたり」(40.2%)が最も多く、次いで「心付けやお布施の額」(38.7%)、「会葬者の把握・手配」(28.5%)、「葬儀費用の準備」(27.1%)と続き、葬儀の段取りや費用面が上位に。



そこで、お葬式にかかった総額費用を聞いたところ、「50万~100万円」(31.8%)が最も多く、100万円以下が44.6%。しかし一方で、「250万~300万円」(8.8%)、「301万円以上」(4.0%)という高額の費用がかかった人も一定数見受けられ、平均では約152万円となった。



また、自身のお葬式に関しては「家族葬」(46.7%)が最も多く半数近くを占める結果に。自身のお葬式にかかる費用については、「~10万円」(11.2%)、「11~50万円」(25.9%)、「51~100万円」(22.1%)と、約6割が100万円以下と回答した。(CHIGAKO)