ギャップを感じると、厳格なイメージのある上司までも可愛いと思ってしまうのだから不思議だ。愛知県に住む20代前半の女性(クリエイティブ/年収300万円)は、「寡黙な上司」について
「面白いことを必死で言おうとしている感じが可愛い」
と明かす。一体、どんなことを言うのだろうか。(文:長田コウ)
「私に話してきた時の店長が、可愛いなって思いました」
「自分の自転車のことを『ベンツ』と呼び、『今日はベンツで会社まで来た』などと言う」
普段は寡黙だからこそ、不意に出るお茶目な瞬間が可愛く思えるのだろう。
静岡県の40代後半の女性(サービス・販売・外食/年収150万円)も、上司である店長を可愛いと思う瞬間があると言う。
その店長が、異動してきて最初に言った言葉は「怒っているわけではありません。ただ眠いだけです」だったそう。それから1年3か月後のバレンタインに、女性は店長に「チョコを渡した」という。それがきっかけだった。
「『バレンタインデーのお返しなんだけど…』と、普段は、ニコニコしながら話しかけてくるのに、その時は、照れくさいのか、真剣な顔をして渡してくる。そんなところが可愛いって思いました」
どこか店長で遊んでいるようなフシも見られるが……。他にも、可愛いと思ってしまった場面があったという。店長は「みんなにいつも機嫌が悪いと思われる事」を気にしているようで、こんな本音を女性に漏らした。
「『俺って機嫌悪くないんだけどなぁ。何でみんなそう思うのだろう。だからと言って、一日中、ニコニコしているわけにはいかないし。あぁー』と私に話してきた時の店長が、可愛いなって思いました」
自分にだけ本音を伝えてくれる所も、可愛らしく感じてしまう一因なのだろう。
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