一度失った信用は取り戻せない、というが相手が恋人であってもそうなのだろうか。
埼玉県の50代前半の女性（教育・保育・公務員・農林水産・その他／年収400万円）には「13歳年下の彼」がいる。「14年、一緒にいる」そうで良好な関係を窺わせるが、彼に裏切られたことがある。「今から3年前」の出来事を回想した。（文：長田コウ）
「休みの前の日になると『友達と飲みに行く』と出かけ帰らず、翌日か翌々日に帰って来るという生活が2年続きました」
「チェックアウトを狙いラブホの駐車場ではってました」
こんな暮らしが2年も続いたら、さすがに不信感をもつだろう。女性が「頭にきて携帯の位置情報を調べたところ」、彼がいたのは「ラブホ」だった。「チェックアウトを狙いラブホの駐車場ではってました」という女性。すると案の定……。
「時間になると2人揃って出てきたので彼の背後からケリをくれてやりました。2人は別々の車で来てて彼はびっくりして自分の車で去りました」
その後、女性は相手の女の子と喫茶店に行き、話し合ったそう。その結果、女の子は「悲しいけど…」と言いつつも、女性のために彼と別れる約束をしてくれたという。女性はそれだけでは気が済まなかったのか、女性の名義だった彼の携帯の「番号を変え携帯も新しく買い替え」たそうだ。それから3年経つが、
「今はおとなしく未だに一緒に暮らしています」
と修羅場を経ても関係が続いている2人。二度と関係性にひびが入るようなことが起こらないよう祈るばかりだ。
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