寝過ごしたときの動揺は、忘れられない記憶として脳裏に刻まれるようだ。神奈川県に住む30代後半の女性(サービス・販売・外食/年収350万円)は「10年以上前ですが」と前置きし、大学生の頃の体験談を綴ってくれた。
「小田急線、藤沢~新宿(快速急行)を行ったり来たりしてたみたいです」
朝まで飲んでいたという女性だが、一体何があったのだろうか。(文:長田コウ)
「気付いたら寝落ちしており明るいはずの外が真っ暗」
当時の記憶をたどって、こう振り返る。
「おそらく始発で新宿~片瀬江の島行に乗ったところまでは覚えているのですが、起きたらまた新宿にいる」
ようやく「藤沢で降りることが出来た時は、お昼12時を回って」いたそう。新宿から神奈川県の藤沢までは1時間足らずだが、少なくとも6時間は電車で熟睡していたのだから、どれだけ往復したのだろう。
「『箱根そば』に寄って、お蕎麦を食べて帰路に着いた。今はもう出来ない」
と、大学生だからこそできた経験だと思っているようだ。
栃木県の20代後半の男性(サービス・販売・外食/年収300万円)も電車で寝過ごした経験があるそう。
「朝から昼まで宇都宮のオリオン通りで呑んで、15時頃に帰宅するため東部宇都宮線に乗車し気付いたら寝落ちしており明るいはずの外が真っ暗」
おかしいと思い、場所と時間を確認したところ、そこは「南栗橋駅」で時刻は「18時30分」だった。男性は「おそらく1.5往復した」と振り返る。
その日、19時から宇都宮で仕事の予定だった男性は、「完全に遅刻で栗橋経由の新幹線で30分遅れで出勤」したという。相当、焦っただろう。こう教訓を綴った。
「それ以降は南栗橋行きの電車はめちゃくちゃ気をつけて乗っております」
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