「『五等分の花嫁』アニメ原画展 Engagement」の様子。 春場ねぎ原作によるTVアニメ「五等分の花嫁∬」「五等分の花嫁∽」および映画「五等分の花嫁」の原画展「『五等分の花嫁』アニメ原画展 Engagement」が、東京・東京アニメセンター in DNP PLAZA SHIBUYAにて明日12月22日より開催される。コミックナタリーでは、開幕に先がけて行われた内覧会の様子をレポートする。
【画像】原画で五つ子の魅力と揺れ動くそれぞれの思いが蘇る 約700枚以上の原画を展示するこのイベント。会場のエントランスでは、制服姿の五つ子のスタンディがお出迎えしてくれる。エントランスを抜けると、バイブリーアニメーションスタジオが制作を担当した「五等分の花嫁∬」のエリアに。エピソードごとに原画が並び、物語を振り返りながら楽しめる。キャラクターにフォーカスした展示では、二乃が風太郎とバイクで2人乗りをするシーン、風太郎が三玖に「三玖が一番だ」と思わせぶりに模擬試験の結果を告げるシーンなどの絵コンテも設置され、手にとって鑑賞が可能。エリアの終わりには、最終話のラストで映し出された、寄り添って眠る五つ子のフォトスポットも登場した。椅子に一緒に座って撮影することもできる。
シャフトがアニメーション制作を手がけ、動画素材だけで少なくとも1万3000枚が使用されたという「五等分の花嫁∽」。同作のエリアに足を踏み入れると、オープニング映像の原画がズラリと並ぶ。エリア中央の柱では、アニメ制作の流れの説明や原画の解説が記され、制作スタッフのこだわりや作業の緻密さを感じることができる。ちなみに、クリーム色の紙の原画は作画監督が修正したもので、薄緑色の紙の原画は総作画監督が修正したもの。原画に綴られた指示で、制作過程の様子を楽しめる。たっぷりと展示された水着シーンの原画も目を引くエリアだ。
続く映画「五等分の花嫁」エリアの入り口には、キャラクターごとにそれぞれの魅力を感じさせるシーンが集められた。足を進めると、風太郎が四葉に告白する重要なシーンが並ぶ。壁面には四葉の言葉もデザインされ、セリフとともに映画の記憶が蘇る。プロポーズシーンの原画、大人になった五つ子たちの設定画が壁を彩る中、エリアの最後は映画のクライマックスとなる結婚式。煌びやかに額装された原画が飾られている壁の対面には、ウエディングドレス姿の五つ子のスタンディが登場した。
展示エリアを出た先にある物販スペースには、描き下ろしイラストや原画を用いたグッズが多数用意された。なお、来場者には選べる五つ子のブロマイドをプレゼント。ブロマイドを挟む台紙は婚約証明証をイメージしてデザインされた。「『五等分の花嫁』アニメ原画展 Engagement」は、2024年1月21日まで開催される。年末年始の営業は通常と異なるため、詳細は記事末にて開催概要の確認を。
■ 「『五等分の花嫁』アニメ原画展 Engagement」
期間:2023年12月22日(金)~2024年1月21日(日)
時間:平日11:00~20:00、土日祝10:00~20:00
※展示最終入場は19:30まで。
※12月31日のみ18:00まで、展示最終入場は17:30。
休館日:2024年1月1日(月)~3日(水)
料金:前売券(一般)1600円、当日券(一般)1800円
※未就学児以下は入場料無料。
(c)春場ねぎ・講談社/「五等分の花嫁∽」製作委員会