自分勝手なうえに底意地の悪い人間とは距離を置いた方が良いだろう。広島県に住む50代前半の女性(医療・福祉・介護/年収200万円)は、「保育園から高校まで一緒」だった友人と絶縁に至った経緯を綴ってくれた。
友人は「先生の前では優等生的な感じに振る舞う子」で、高校生の時から良い子を演じていたという。しかし、実際は「良い子」からはかけ離れた人柄のようだ。(文:國伊レン)
子どもが3人いるのに浮気、家を追い出された友人
女性には弟がいた。弟は未成年の時に罪を犯した過去があるという。未成年の犯罪は実名報道がされないため、弟の犯罪は「皆に知られず時を過ごしてました」と振り返る。
だが、友人は彼の犯罪を周囲に言いふらした。女性は親しい間柄の人にだけ話しておいたのだろうが、それを裏切る行為である。
弟の犯罪の噂は女性の知らない所で広がっていったが、「私の親族が悪いから」と思い、その出来事には目を瞑って友人との付き合いを続けた。しかし、我慢の限界に達する出来事が起きる。
「私の結婚が決まり相手を紹介した時、私が席を離れた隙に私の弟の事を(友人が)私の結婚相手に伝えました。私は自分の口からお伝えしようと思ってました」
その後、結婚は破談。この一件が絶縁の決め手となった。友人と縁を切った後、女性は事件を伝えた上で別の男性と結婚した。しかし、元友人の嫌がらせは続いたという。
「狭い田舎の友達だから縁を切ったとしても同じ県内。私が幸せな結婚をしてることが許せない様子!結婚前の名前(苗字)でいつも大きな声で呼んできます」
結婚前の苗字には弟のイメージがあるのだろう。「(事件を)知ってる人は振り向き私は本当に嫌な思いをしてます」と心境を打ち明ける。そのため、徹底的に縁を切ることを決意したそうだ。
「前から自分勝手な自分さえ良ければ良い性格をしてましたが、主人がもう本気で縁を切りなさいって言ってくれました。この度LINEもブロックして携帯も着信拒否したら全く連絡の取りようが無くなりやっと静かで穏やかな日々が送れるようになりました」
平穏な暮らしを手に入れた女性とは対照的に、元友人は「3人の子どもが居るのに浮気をして(家を)追い出され」今は独り身なのだとか。「自分さえ良ければ良い」という自己中な考えの結果だろう。
「そんな人だったから私は今は(絶縁して)良かったと思ってます」
と綴る女性。これからも平穏な暮らしが続くことを願うばかりだ。
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