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ヴィム・ヴェンダース監督の映画『PERFECT DAYS』公式サイト開設。mountが制作

2023年12月19日 18:10  CINRA.NET

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ヴィム・ヴェンダース監督の映画『PERFECT DAYS』の公式サイトがオープンした。12月22日に公開される同作は、役所広司を主演に迎え、東京・渋谷の公共トイレ清掃員・平山の日々を描いた作品。公式サイトは「コクヨのヨコク」サイトなどを手掛けたmountが制作。一般的な映画情報に加え、映画では描かれなかった平山の日々のルーティンを描いたウェブ限定書き下ろし小説「Days of HIRAYAMA」が掲載されている。「Scrolling Book with Sound」と銘打った小説は、読んでいる文章に合わせて、聞こえてくる環境音や見えてくる風景が移り変わり、指やマウスで干渉することで変化が加わるほか、1日が終わるとまた別の日が始まるループ構造になっている。ウェブ制作チームのコメントも到着。【岡部健二のコメント】「映画は、平山という人物にアクセスするための1つの手段だった」という高崎(卓馬)さんの言葉を胸に、ウェブなりに平山を捉えようともがいた日々でした。毎朝、安藤忠雄設計のトイレ前を通るたび、「なんとかなってくれ」と願掛けしていました。【タイ トウオンのコメント】日常に潜む刺激と気づき。自分とまったく違う人生を覗くような感覚で、サイトを開くたびに得られた新鮮さは他にない。文字ひとつも、レイアウトも全てこだわりきりました!映画もサイトもぜひご覧ください!【須多望のコメント】作中で印象的なKomorebiをサイト上で表現することに注力しました。【山下亜加里のコメント】日常にある小さな変化に気づいて愛す。そんな人になりたいと作品を通して思いました。作品に詰め込まれている「想い」をWebサイトを通して感じていただけると嬉しいです。【吉田耕のコメント】試写会で作品を拝見したときに、関わっている人たちの想いが只事ではない。と感じました。映画のWebサイトを作るということではなく、このプロジェクトのサイトを作るという感覚がありました。コンテンツもそれを表現しているように思います。【仲橋祥子のコメント】映画の中の、忙しない日々ではつい見逃してしまうような繊細な日常の美しさに、救われたような気持ちになりました。人生のいろんな局面で、観るたびにみえ方が変わる作品になりそうです。そんな映画のWebサイト。聴こえる音、1文字の1角まで、繊細に、丁寧に作りました。