いつのまにか寝てしまった…という経験は誰にでもあるが、それが新幹線の中だと取り返しがつかなくなることもある。
「仙台で忘年会、その頃は9時台の新幹線が最終でした」
と綴る60代前半の男性(福島県/営業/年収600万円)。忘年会は二次会まで参加したが、駅までは遠くタクシーもなかったため、新幹線に遅れないように酔っぱらいながらも走って向かったという。しかし、駅に着いたはいいものの…(文:國伊レン)
缶ビールと牛タン弁当を買い新幹線に乗り込む
「駅に着く頃は喉はカラカラ お腹も減り、缶ビールと新発売の紐を引くと暖かくなる牛タン弁当を手元に新幹線に乗り込む」
どうにか間に合った男性。乗り込んだ新幹線は目的の郡山駅まで45分だった。「丁度いい」と一安心した。
「しかし福島駅までは覚えていましたが 目が覚めたら上野駅」
仕方なく上野駅で降りると、丁度反対ホームに下り新幹線が。「ラッキー」と思い乗り込むも、那須塩原駅止まりだったという。帰る手段がなくなった男性は、「迎えに来て」と家に電話したが、
「一言も無くガチャ」
と切られてしまった。帰りが遅すぎて怒っていたのだろうか……。
仕方なく、近くのホテルに泊まることにした男性。
「大広間しか空いてなく、でっかい部屋の真ん中に布団が敷いてありましたが隅に寄せて寝ました」
同じく、新幹線での寝過ごしに関する投稿をもう一つ紹介する。東京都に住む30代後半の男性(専門職/年収650万円)は学生時代、埼玉県の実家から群馬県の大学へ新幹線で通学していた。運動部に所属していた女性はその日、朝練に参加するため早起きして新幹線に乗車。
「しかし眠気に勝てず熊谷駅を通過したあたりで寝てしまい、気がつくと上毛高原駅でした」
朝練には間に合わず、欠席することに。しかし一限の授業には「ギリ間に合った」という。寝過ごしたのが朝か夜かによって、その後の命運は大きく分かれると感じた二つの投稿だった。
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