『イスラーム映画祭9』が3月16日から東京、名古屋、神戸で開催

『イスラーム映画祭9』が3月16日から東京、名古屋、神戸で開催される。2015年12月にスタートし、中東や北アフリカに広がる「イスラーム文化圏」の映画を紹介してきた『イスラーム映画祭』。第9回となる今回は、円安の影響により規模を縮小して開催される。名古屋会場は、7月に閉館した名古屋シネマテーク跡地に新たに誕生する「ナゴヤキネマ・ノイ」となる予定。今回の上映では、パレスチナ問題の原点である1948年のイスラエルによる民族浄化「ナクバ」を少女の視点から描いた劇場未公開作品『ファルハ』を緊急上映するほか、シリアで長年行われている人道犯罪「強制失踪」の被害者家族を追ったドキュメンタリー映画『アユニ／私の目、愛しい人』、フランスの都市郊外に暮らす移民ルーツの若者たちの実態を描く『憎しみ』など12作品がラインナップ｡研究者やジャーナリストを迎えて行なう上映後のトークセッションも開催予定。詳細はオフィシャルサイトで確認しよう。