イプサがメタバース店舗を「ANA GranWhale」にオープン　オリジナル肌測定を提供

　「イプサ（IPSA）」が、ANA NEOが運営するバーチャル旅行プラットフォームアプリケーション「ANA GranWhale」内のショッピングモール「Skyモール」に、メタバース店舗「IPSA Play Lab.」をオープンした。店舗では限定の肌測定コンテンツやデジタルアイテムなどを提供している。

　ANA GranWhaleは各旅先の風景や文化を再現したプラットフォームで、利用者はワールドトラベラー（アバター）になることでバーチャル旅行を楽しめる。イプサが出店したショッピングモールは、リアルとバーチャルを融合した非日常体験を提供し、実際の商業施設のようにショップを見て回りながら買い物ができる。
　IPSA Play Lab.の外観には、酸素と水をイメージした泡のインスタレーションを展示。中に入るとオリジナルの衣装を着た肌診断のスペシャリスト「レシピスト」がお客を出迎え、実店舗とは異なるショッピング体験を提供する。メタバース店舗オリジナルの肌測定は、結果ごとに最適な商品とスキンケア方法を紹介するほか、個性を表現できるアバター用の“スキンエフェクト”をプレゼント。またデジタルファッションプラットフォーム「DRESSX」で展開するアーティストとのコラボ衣装をデジタルアイテムとして販売し、自分のアバターに着せ替えできる。店舗の中央には、人気アイテムの薬用化粧水「ザ・タイムR アクア」の大きなボトルを浮かべたフォトスポットを用意している。
　イプサは、日ごろ実店舗で接点を作りにくいユーザーのに向けて今回のメタバース展開を実施。メタバース空間での店舗体験を通じて、肌や化粧品に対するポジティブな気持ちを醸成し、スキンケアやメイクアップを楽しむ人を増やしていくことを目的としている。

■イプサ：公式オンラインサイト