「フェラガモ(FERRAGAMO)」の元クリエイティブディレクター ポール・アンドリュー(Paul Andrew)が手掛けるシューズブランド「ポール アンドリュー(PAUL ANDREW)」が、5年ぶりに日本に再上陸する。
同ブランドは、イギリス人デザイナーのポール・アンドリューが2013年に設立。同氏は、2014年の第11回「CFDA/ヴォーグファッション基金アワード」でシューズデザイナーとして初めてグランプリを受賞した後、2016年にウィメンズのフットウェアディレクターとしてサルヴァトーレ フェラガモ社に入社。翌年にはウィメンズのクリエイティブディレクターに昇格し、2019年からはブランド全体のディレクションを手掛けていた。同社への入社後も、ポール アンドリューのデザインを並行して続けていたものの、2018年春夏コレクションを最後に一時休止。2021年5月のクリエイティブディレクター退任を経て、2022年秋冬シーズンからブランド再始動に至った。
ポール アンドリューは、フランスの彫刻家 ジャン・アルプ(Jean Arp)が手掛けた彫刻から着想を得た特徴的なフォルムの「アルプヒール」や、氷のような直方体の大ぶりのキューブをフロントに配したアイコニックなデザインのシューズを中心に、シンプルながらディテールでエッジを効かせたデザインと履き心地の良さを兼ね備えたアイテムをラインナップする。イギリス王室のメーガン妃をはじめ多くの海外セレブが同ブランドのシューズを愛用しており、欧米を中心に人気を博しているという。価格例は、レザーストラップのアルプヒールサンダルが16万5000円、キューブ付きのミュールが17万6000円、ウールファーをあしらったミュールが19万8000円(全て税込)。
日本では、セレクトショップの「アパルトモン(L'Appartement)」や「ミューズ ドゥ ドゥーズィエム クラス(MUSE de Deuxieme Classe)」などで、2024年春夏コレクションの一部アイテムの取り扱いを予定している。
■ポール アンドリュー:公式インスタグラム