職場環境の良し悪しは、社員のモチベーションにも影響する。愛媛県に住む50代後半の女性(事務・管理/年収300万円)の勤めている部署には、120人ほどの社員がいるが、
「最低1年に1人は長期にお休みされています」
「1年に1人はメンタルを病んで退職になります」
「怪我人は毎月1人います」
と常に休職者、退職者、怪我人がいるようだ。社員がそれだけいれば調子を崩す人はどうしても一定数出てくる、とも考えられるが、女性本人も「私もつい最近まで2週間ほど休んでいました」と明かす。一体、何が原因なのだろうか。(文:永本かおり)
「お局様は自由人なので、好き放題言いたい放題です」
仕事内容は物流の仕分け作業で、「労災にならずじわじわ腰痛だの腱鞘炎だのの怪我で手術」する人もいるという。さらに組織としても問題があるらしく、
「管理職が1年で代わったりするので、部署内の統率が取れず、お局取り巻きが幅をきかせており管理職も頭が上がりません。お局様は自由人なので、好き放題言いたい放題です」
と、自分勝手を繰り返す社員に手を焼いている様子。このような職場の状況に女性は、
「組織として成立してないと思うので、みんなが惰性で仕事をし、口実あればすぐに休む悪循環ですね」
と、鋭く指摘していた。
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